「かわいがり子育て」の著者であり、児童精神科医である、故佐々木正美先生の名言集です。
先生の言葉は、子どもが満足するまで愛情を与えること⇒過保護であり、
「過保護でダメになる子どもを見たことがない。」
と常におっしゃっていました。
私は、この本をバイブルにしながら、子育てをして、下の息子は、家では甘ったれだが、先月、一人で鈍行で片道3時間の鉄道旅に行きました。
愛情をかけるということは、子どもたちが本当に望んでいることを叶えてあげること。
現在乳児を担当しながら、2歳を過ぎても大声で叫びながら、保育士に抱っこを求めたり、注目してほしいとわざと友達をたたいたりする子を今までいっぱい見てきました。一般的な育児書には
「〇〇歳までにトイレに行けるようにする。」「〇〇ができる。」
などと杓子定規で
「できる。できない」
で煽り、一番大切な愛情に対する話をしていない。
私は、声を大にして言いたい。
「できるできない」
ではなく、
「子どもの真の願いを叶える」
それが、子どもを丸ごと受け止め、社会でひとり立ちした時に自信もって羽ばたいていく子どもへとせいちょうする。
この前、ベテラン保育士にこの本を貸すと「あまりにも良いから、娘と嫁と知り合いに三冊買って送っちゃった💕」と嬉しい言葉をいただきました。
佐々木正美、本当にありがとうございます。